山を削り、石を採る世の中の土台を作る仕事

高尾峰建材株式会社・吹上建材株式会社(※)砕石製造業

はたらく

SANTOHJIN

身近にあり、私たちの生活を支えている砕石

 

 

突然ですが、「砕石(さいせき)」とは何のことか、知っていますか? 一般の人にはあまり馴染みのないこの言葉。耳にしたことはあるけれど、どんなものか、どういった用途で使うものなのか、具体的にはわからないという人は少なくないのではないでしょうか。

 

砕石とは、自然の岩石や原石山から採取した岩石を細かく砕いて用途別に製品化したものです。例えば一般道や高速道路などの道路アスファルト、住宅や工場といった建物の基礎になる宅地造成地、線路の敷石、家やビルなどで使われるコンクリートなどは、すべて砕石を使っています。日頃意識はしていないものの、身の回りには砕石を使ったものが溢れているのです。

 

昭和時代から砕石製造業を営み、北陸新幹線の車両基地「白山総合車両所」をはじめ、白山市や近隣の能美市、川北町にある工業団地の造成工事なども手掛けた実績を持つ「高尾峰建材」に話を伺いました(※)。

 

 

やってきたのは白山市河内町の山あいです。普通に生活をしていたら見る機会がないような巨大なダンプカーやブルドーザーなどが忙しそうに動いており砕石プラントが大きな音を立てて稼働。働く車のファンならずとも気分が高まります。

 

 

「高尾峰建材」は72万平米、兼六園およそ6つ分に相当する広さの山を有しており、掘削機を使って山の表面から削り出した岩石をダンプカーで運び、砕石プラントで小さく割る「破砕(はさい)」と呼ばれる作業を経て砕石が仕上がります。

 

 

砕石を製造する作業だけでもダイナミックですが、聞くところによると、「砕石にたどり着くまでが長いんです」とのこと。山を入手し、斜面を削って道を作り、そこでようやく砕石のスタート地点に立つことができる。まさに、時間と労力のかかる仕事です。白山麓エリアの岩石は他の地域のものと比べて硬く、また急な山が多いので、道を切り拓くのもひと苦労なのだとか。

 

「世の中にある建物の足元にあるのが、私たちの仕事」

 

 

代表取締役社長の小野島誠さんは二代目。東京の大学で建築を学んだ後、Uターンをして家業に入りました。現在は「高尾峰建材」のほか、父から引き継いだ「吹上建材」、「尾口石産」の3社を束ねています。「この仕事を始めて42年。現場を見たり、手伝ったり、機械を修理したり、営業したり。入社して、あらゆることをイチから学びました」と小野島さん。この仕事のやりがいについて、「私たちはすべての基盤を作っています。住宅や工場を建てるための土台となるもの、車や人が行き来する道路。世の中にある建物の足元にあるのが、私たちの仕事です」と語ります。

 

 

忘れられないのは、2024年元日に発生した能登半島地震の復旧対応です。「あのときは地震の被害で能登の同業社が動けなかったので、道路補修の要請があり、すぐに対応をしました。道路が寸断されていれば、復旧や救助の人たちが能登に行くことができない。『とにかく能登の人を助けたい』という思いで従業員たちと共に働きました」と振り返ります。

 

 

工場長の横居さんは入社33年のベテラン社員です。重機のオペレーターとして山を削る作業を担当しており、「重機に乗ること自体も楽しいですし、山の形が変わっていく様子を見るのも面白いです。自分たちの仕事によって、道路ができたりインフラが整えられたりしていくことにやりがいを感じています」と話します。

 

「高尾峰建材」の社員は、入社2年の若手から横居さんのようなベテランまで幅広い年代が集まっており、世代に関係なく和気あいあいと働いています。ほとんどの人が未経験で入社しており、働きながら大型自動車免許を取ることが可能。「重機に乗りたい人、ダイナミックな仕事をしたい人におすすめです」と小野島社長は話します。

 

 

 

素人目には成人の大きさほどもあるタイヤがついたダンプカーを運転するのはとても難しそうに思えましたが、「未経験から始めても、だいたい5年くらいで一人前になれますよ。みんな上達しているってことは、先輩たちの指導が上手ってことじゃないかな」と笑顔をのぞかせていました。

 

 

「私たちの仕事は、自然が相手。山で作業をしていると熊やカモシカ、猿などが出てくることがありますが、野生動物たちのすみかに乗り込んで仕事をしているのだから、当然、彼らの生活を邪魔しないようにしなくてはいけないという思いがあります。生き物が暮らす自然を残したいという思いから、時間はかかるかもしれませんが、石を採ったあとのところに植林をして自然を復元するよう取り組んでいます」。

 

「高尾峰建材」が作業をしている山は、同じペースで作業を続けると、200年分の石が採れるのだそう。石も資源であることを実感すると共に、「自然を利用することで私たちは生活をさせてもらっている。だからこそ、少しでも共存できないかということは常に考えています」という小野島さんの言葉が印象に残りました。

 

 

※内容は2024年時点の取材をもとにしています。
求人はグループ企業である「吹上建材株式会社」と併せて掲載いたします。
業務内容や雇用条件は一律しているため、配属等は募集時にご相談ください。

 

求人詳細

砕石製造業

高尾峰建材株式会社・吹上建材株式会社(※)

住所
〒920-2315 石川県白山市河内町板尾ト8/〒920-2313 石川県白山市河内町吹上イ80
電話番号
076-272-3100
募集職種
①砕石プラントの操作・メンテナンス(プラントオペレーター)
②大型建設機械の運転(重機オペレーター)
③10tダンプトラックの運転
※高尾峰建材では①②を、吹上建材では①②③を募集しておりますが、応募時の状況とご希望により配属となります。
雇用形態
①②③共通:正社員
※男性の職場と思われがちですが、女性も活躍中です。是非ご応募ください。
※未経験者も大歓迎です。資格取得は会社負担で取得できます。また、運転及び作業は丁寧に指導します。
給与
以下の通り、年間休日数、経験の有無、職種により給与が異なります。
●年間休日129日
・未経験:①②207,947円~323,723円/③209,957円~323,107円
・経験者:①②323,723円~442,984円/③323,107円~362,138円
●年間休日105日
・未経験:①②225,024円~350,308円/③228,229円~350,979円
・経験者:①②350,308円~479,362円/③350,979円~381,667円
※①②基本給、職務手当、固定残業(30h)を含む
※③基本給、洗車・メンテ手当、固定残業(25h)、出来高手当、無事故手当、精勤手当を含む
勤務地
高尾峰建材:石川県白山市河内町板尾ト8
吹上建材:石川県白山市河内町吹上イ80
仕事内容
①砕石プラントの操作、メンテナンス作業、一部建設機械の運転を行っていただきます。
②採石場にてバックホウを運転して原石の掘削、大型ダンプトラックを運転して原石を運搬、ホイールローダーを運転して原石や砕石製品の積み込み等を行っていただきます。(一般公道の大型免許は不要)
③10tダンプトラックを運転して原石や砕石製品の運搬を行っていただきます。
勤務時間
①②③共通:
7:00〜16:00(休憩60分)
16:00~17:00は固定残業1時間が必ず発生します。
福利厚生・手当など
①②③共通:
・入社祝金あり
20-30代:30万円支給
40代:20万円支給
50代:10万円支給
※試用期間終了後、正式雇用時の初めの給与に合算して支給
※入社後1年以内の退職で返済義務有
・資格取得制度あり
※入社後取得の場合は、会社負担で取得
※入社後1年以内退職の場合、全額個人負担
※入社後2年以内退職の場合、半額個人負担
・昇給制度有り、賞与制度有り(年2回)
・雇用・労災・健康・厚生年金保険加入
・退職金制度有り、正社員で再雇用有り(69歳まで、70歳以降はアルバイト契約有り)
休日休暇
①②③共通:ご希望に応じ、以下2通りからご選択いただきます。
・年間休日129日:土曜、日曜、祝日、GW、夏季お盆休暇、年末年始休暇
・年間休日105日:第2・4土曜、日曜、祝日、GW、夏季お盆休暇、年末年始休暇
必須技能等
●必須
①②③共通:普通自動車運転免許
●あれば尚良い(入社後、会社負担で取得可)
①②③共通:車両系建設機械運転技能講習
③:大型自動車運転免許
問い合わせ先
以下いずれかの方法でお申し込みください。
・ハローワークへご連絡
・以下申し込みフォームより連絡
URL:https://forms.gle/12kFogdzPKpNqBWd6
・以下連絡先まで直接連絡
担当者 小野島豊(076-272-3100)

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